WHO(世界保健機構)は2003 年に行われる飲料水水質ガイドラインの改訂について、具体的に作業を始めま した。今回の改訂では、病原性微生物や浄化処理用薬品の品質などもガイド ラインを検討していく予定があり、10年ごとに行われている大幅改訂のため 特に注目されています。

 ガイドラインの見直し方法として、@各物質の原案作成、Aピアレヴュー 者による審査、B原案の修正、Cワーキンググループによる検討、DWHO飲 料水水質委員会(DWQC)による審議とパブリックドメインを得るための公表、 E修正と最終案のDWQCでの了承、F最終公表 について、確認されました。

 一方、対象物質については前回同様に各国での分担調査と検討を行うこ ととし、既に数値の設定されている項目と、さらに検討していく可能性が ある計153物質につき審議され、この結果、48物質についてデータ更新を 含めた見直しを行うことになりました。このうち、日本では5物質につい て平成13年度中をめどに改訂原案と調査・検討をしていくことになりま した。

 改訂原案作成はエピクロロヒドリン、ヘキサクロロブタジエン、ジオキ サンの3物質について、改訂するか否かは未定だが知見の資料提供としてジ ブチルスズ、トリブチルスズの2物質となりました。エピクロロヒドリンは 包装材やエポキシ樹脂の架橋材に使用されており、ヘキサクロロブタジエ ンは塩素ガス製造工程の溶剤や殺虫剤に含まれ、ジオキサンは界面活性剤 に使用されています。また、ジブチルスズ、トリブチルスズ等の有機スズ は、塩ビ管やプラスチック、殺菌剤などに使用されています。

資料:7月24日付 日本水道新聞

衛生検査課 松本 かおり

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