厚生省か ら平成11年8月末現在の水道におけるクリプトスポリジウム予防対策の実施状 況が公表されました。対象となった浄水施設のうち、予防対策が実施されてい る施設からの給水率は、水道水の供給を受けている人口の約97%であることが わかりました。対象浄水場11,220施設のうち、クリプトスポリジウムおよび大 腸菌や糞便性連鎖球菌などの指標細菌によって汚染の可能性があり、予防対策 が必要とされる施設は648ヶ所ありましたが、すでにろ過施設の設置等によっ て494施設で対策が採られていました。昨年度と比較すると汚染の恐れがある 施設は、30施設増えていますが、対策を採っている施設が99施設と、増加し ているため、全体的にはクリプトスポリジウム予防対策は進んでいることが 確認されました。

 また、対策がまだ十分でない簡易水道などの小規模施設においては、今後 ろ過施設等の導入を検討しており、当面は暫定指針に基づいた濁度監視をし、 濁度が高くなった場合に取水停止などの対応を採って、水道水の安全を確保 しています。

 厚生省では、特に小規模な水道事業者等へは、対策の周知および徹底を促 すとともに、汚染の判断を確実に行うことと、対策としてろ過施設の設置、 また対策が採れない場合には、水源の変更が必要となる等を要請しています。

資料: 平成12年3月13日付  日本水道新聞、14日付 日本工業新聞

 衛生検査課 松本かおり


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