1. 趣 旨
中央環境審議会の水環境部会ダイオキシン類環境基準専門委員会はこのほど、河川や海などの底 質の環境基準値案を1g当り 150 pg(ピコグラム)とする報告案を取りまとめました。

 底質中のダイオキシン類については、生物濃縮による魚への取込み、水への巻上げおよび溶出が考 えられていますが、我が国におけるダイオキシン類の摂取の状況は、魚介類からが約75%を占めてお り、底質の環境基準の設定で対策が進むと、摂取量の減少が期待できるとしています。

 この報告案を最終的に取りまとめるに当たっては、国民から広く意見を募集したうえで、6月末に も大木浩環境相に答申するとしています。

資料:5月21日付 環境省HP(水環境部企画課扱)
5月22日付 化学工業日報、 p.12

クロマト研究課 山田 悠貴


コンテナ・記事目次へ


Copyright (C) Naitoh Environmental Science Co., Ltd.
webmaster@knights.co.jp