政府は、平成9年8月25日、ダイオキシンの排出を規制することを決めました。 発生制御のため、大気汚染防止法の政令を改正するもの。排出源となるごみ焼却場 のほか、産業廃棄物焼却場、製鋼用電気炉を対象にそれぞれの抑制基準値を設定 。基準値を超えた場合は、都道府県知事が事業者に是正を勧告できるものです。 8月26日の閣議で正式決定し、12月1日に施行されます。5年後、90% 以上が削減できるとみています。

大気汚染防止法に基づくダイオキシン排出抑制基準値:
◇産業廃棄物焼却炉新設既設
(1時間当りの処理能力)(98年12月まで)
200−2000キロ未満10
2000−4000キロ未満
4000キロ以上0.1
◇製鋼用電気炉0.5
                        

資料: 日本経済新聞(夕刊)、平成9年8月25日号

環境技術部 関根

 

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