平成11年度 の水道関係予算概算要求額は、1981億円 (厚生省計上分 1421億円) (前年度比105.3%)、 簡易水道 486億円 、上水道 1495億円 (厚生 省計上分 それぞれ396億円、1024億円)となっております。

 厚生省では、国民を守る安心な水道作りをキャッチフレーズに新たな 水道問題にも対応し、いつでもどこでも安心な水道施策強化を図った概 算要求を求めています。前年度と大きく異なるところは、重点化の要求 が1.5倍にされ、その重点施策として水道未普及の解消、小規模水道の 広域化の推進、またクリプトスポリジウム等の感染性微生物問題に対応 した安全で良質な水道確保に向けた高度浄水施設および水質検査等施設 設備費、さらに地震・渇水に強い水道施設の整備を主な内容としています。 また、水道水源の水質汚染や汚濁の調査検討を進めています。       

資料: 日本水道新聞、 平成10年8月27日号、9月21日各号

衛生検査課 松本かおり


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