埼玉県 は8月24日、容器包装リサイクル法に基づきごみの分別収集促進計画の第2期計 画を作成しました。2000年度から5年間で容器包装廃棄物の分別収集量は41.8% 増え、排出量に占める分別収集率は30.4%になると見ています。県では今後、計 画の実現に向け、物品調達に際して再製品の率先利用などに取り組むとしてい ます。  分別収集促進計画は県内の市町村と市町村とで組織する一部事務組合が提出 した計画をまとめました。作成団体数は第1期計画に比べて13市町村増え、76団 体90市町村となりました。分別収集の対象は、従来からの缶や瓶、ペットボトル などの7品目と2000年度から新たに容器包装リサイクル法の対象となる段ボー ルやペットボトル以外のプラスチック製容器など3品目の計10品目です。

 2000年度からの5年間で容器包装廃棄物の排出量は7.6%増え、約66万3千ト ンになる一方、分別収集量が2000年度比で41.8%増の約20万1300トンに拡大す ると見込んでいます。分別収集率は7ポイント近く高まるとしています。

 県内の容器包装廃棄物が一般廃棄物に占める割合は約25%。県は容器包装 廃棄物の分別収集率が30%を超えれば、ごみを減量できると見ています。                

 資料:  日本経済新聞、平成11年8月25日号

環境調査課 関根 利康


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