国土交通省は7月11日、社会資本整備審議会建築分 科会を開き、住宅の建材などから出る化学物質が引き起こすシックハウス問題への対応策の一環として、 住宅の性能を第三者がチェックする「住宅性能表示」制度の対象に、ホルムアルデヒドなどの室内濃度表示 を追加することを決めました。8月上旬中にも基準を改正、即日施行の予定だそうです。

 住宅性能表示は、住宅の耐震・耐火性などを数値で表す仕組みです。評価業務は国交相が指定した性能評 価機関が実施します。室内の空気環境については、内装材の種類と、ホルムアルデヒドを発散しやすいかど うかに応じて4段階の等級付けが行われていますが、同省はこれに加えて、住宅メーカーや住宅購入者から の希望があれば、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレンの5物質の測定濃度 と測定条件を表示することとしました。

 採取・測定時期は居室の内装仕上げ工事の完了後に、高い濃度が見込まれる居室を選定して、屋外に面 する窓や扉を5時間以上閉鎖してから空気を採取し、測定するもの。共同住宅の場合はすべての住戸が対象と なるということです。

資料:7月12日付 日本工業新聞、日刊工業新聞、日本経済新聞             

分離分析課 高橋真朋子

 




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