第5次総量規制の在り方 について検討していた中央環境審議会は5月21日、水道部会に「総量規制専門 委員会」を設置し具体的な調査審議を開始しました。専門委員会は学識経験者 と行政担当者で構成され、委員長には東北大学大学院工学研究科の須藤隆一教 授が就任しました。10月に中間報告をまとめ国民から広く意見を募集し、12月 に最終報告をまとめるとしています。

 水質総量規制は東京湾、伊勢湾、瀬戸内海を対象に水質に影響を及ぼす汚濁負 荷量を全体的に削減する5カ年計画で、昭和54年度から4次にわたって日排水 量 50m3以上の事業所(特定施設)を中心に COD(化学的酸素要求量)の総 量規制基準の遵守を義務づけるなど厳しい対策が講じられています。  平成12年を初年度に同17年を目標年度とする第5次総量規制にあっては、 規制項目に窒素、燐を追加することになりました。検討に当っては瀬戸内海 環境保全審議会との連携が図られるほか、基準値については、総量規制専門委 員会の最終報告がまとまった段階で水質部会に総量規制基準専門委員会を設 置し検討するとしています。

 窒素や燐はCOD等の対策が進む中で水質汚濁防止の重要課題となってい ます。植物プランクトンを増殖させることから、有機汚濁を引き起こす原因 ともなっており、対策が急がれていました。総量規制の『規制項目』に追加 されると、屎尿処理浄化槽を含む工場、事業所などに排出規制が義務づけら れます。

資料:設備産業新聞、 平成11年5月25日号

               環境調査課 関根 利康

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