環境庁はノニルフェノール、ビスフェノールAなど内分泌かく乱作用の疑い のある67物質をリストアップして有害性評価を行っています。しかしこれま で調査対象としてきた物質以外からも内分泌かく乱作用を引き起こす研究報 告が相次いでいるため、これまで調査対象としてきた物質以外の農薬につい ても来年度から有害性の検証を行うとしています。

 環境庁では、これらの農薬の文献情報を収集・評価するとともに、知見が 不足している農薬については必要に応じて生殖毒性試験を実施します。OE CDテストガイドラインで提案されている複数の方法で試験が行われ、内分 泌撹(かく)乱作用の有無が調査されます。

資料: 10月2日付 化学工業日報

分離分析課 金子 圭介


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