企業に化学物質の排出量 の報告を義務付ける「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善 の促進に関する法律」(PRTR法)が成立しました。ダイオキシンなど約200種類の 化学物質について、企業が環境中に排出した量や廃棄物として移動した量を、 都道府県経由で国に報告(ただし、企業が営業秘密と判断するものについては 自治体を経由せずに直接国に届出することができる。)、国が住民の請求に応 じて工場ごとのデータを開示する規定が盛り込まれています。実際にデータ を公表するのは、2001年度分の集計を2002年に公表するのが最初となります。 企業は大気や土壌などに排出する化学物質を計測するシステム作りが必要に なります。また、原料や中間製品にどんな化学物質が含まれるかをデータシ ートに表示し、販売時に表示する義務も生じます。

 報告対象物質(第1種指定化学物質)の種類や対象事業所(第1種指定化学物 質等取扱事業者)は環境庁と通産省が99年度末をメドに決める予定です。両 省庁は原則として従業員10人以上の工場や事業所に報告を義務付ける方針で、 全国2万ヵ所以上の工場などが対象になると見られています。

資料:日本経済新聞 平成11年7月7日号【夕刊】
      化学工業日報 平成11年7月8日・9日号
      廃棄物新聞  平成11年7月19日号

               分離分析課 高橋 真朋子

〜臨時休業について(お知らせ)〜

 誠に勝手ながら、当社では下記のとおり、社内行事のため臨時休業させていただきます。  何かとご迷惑をお掛けするとは存じますが、悪しからずご了承いただきたくお願い申し上げます。

臨時休業 9月1日(水)

 

 


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